発表詳細
発表者:田畑 悠介
Anthy/uimのプロジェクトに影響を与えた様々な要素を
時系列に紹介し、現在の状況について説明する。
特に外部のプロジェクトとの連携の各種のスタイルを
実際に取った行動を基に説明し、オープンソースの文字入力
システムの健全な発展の方向性について考察する。
発表者経歴:
大学時代の研究はプログラミング言語処理系、
現在の仕事は論理回路の設計技術、 趣味では
かな漢字変換エンジンと、一見関係の無い分野で
共通の夢を求める下っ端エンジニア
発表資料
発表者:太田 一樹
現在はfreedesktop.orgでホスティングされているimmodule for Qtプロジェクトの概要と変遷、それに加えてuimプロジェクトとしてQt/KDE上での入力環境の改善について行って来た成果を実際
に発表する。同時にこれからの課題についても考察する。
発表者経歴:
Linux用のゲームCDを間違って買ってしまったのが運のつき。その勢いでLinuxをインストール。以来Qt/KDE環境に興味を持ち、
開発に参加している。現在は大学生。
発表者:小松 弘幸
「PRIME とはなにか?」を紹介したのち、予測入力ならでは、実装方法や
ユーザインタフェース、新機能などについて議論します。また、開発予定の
大風呂敷も広げます。
発表者経歴:
予測入力システム PRIME のメンテナ兼開発者。世間的には大学院生、博士課程。
来年度卒業予定。というか、希望。
発表資料[pdf]
発表者:吉田 悠一
ほとんど世に知られていない仮名漢字変換のアルゴリズムを紹介しながら、具体的にAnthyがどのように動作しているのかを解説する。
さらに変換精度、効率の観点から今後Anthyをどのように改良するべきかということについて考察する。
発表者経歴:
綺麗なコードと重箱の隅をつつくようなテクニックをこよなく愛するプログラマ。
毎年一つは新しい言語をものにしようと邁進中です。
今年6月からAnthy開発に参加。
発表者:足永 拓郎
近年、オープンソースデスクトップ環境において uim
をはじめとする先進的なIMフレームワークの開発・普及が
進んできているが、逆にIMフレームワークの乱立を招き、
エンドユーザーからはこれに起因する様々な不満が聞かれ
る。これら問題点を分析し、今後我々が取るべき行動を
議論する。
発表者経歴:
ソフトウェアに関しては全くの素人だったが、感銘を受
けた「伽藍とバザール」を実地検証したくて画像ビューア
開発プロジェクトを立ち上げる。以来エンドユーザーの観
点で幾つかのオープンソースプロジェクトに関わる。
現在は株式会社グッデイに勤務。
発表者:半田 剣一
m17n-lib における input method の定義ファイルの形式について説明する。
発表者経歴:
産業技術総合研究所所属
発表資料
発表者:ヤマケン
Linuxザウルスの入力環境を例に挙げながら、組み込み機器における入
力環境の現状と課題を展望する。
また、デスクトップ環境に比べて圧倒的に貧弱なリソースと入力デバ
イスしか備えない携帯電話クラスの機器で快適な入力環境を実現するた
めに、uimが今後どのように進化すべきかを探る。
発表者経歴:
Linuxザウルスに英語版しか無かった頃、日本語入力環境を得ようと
Anthyに手を出す。それが縁となり今年1月からuimの開発に参加。また、
今夏はimmodule for Qtの開発に力を注いだ。
機能美を愛する1プログラマ。
発表資料
発表者:谷津 真樹
- Mac OS XネイティブのアプリケーションとX11上のアプリケーションでuimをつかう方法
- MacUIMの紹介とデモ
- Mac OS XのText Service Managerについて
発表者経歴:
Terminalというアプリばかり使っている似非Macユーザー。
MacでPRIMEを使いたいので、MacUIMを開発。
発表者:徳永 拓之
これまで明かされる事のなかったuimに関する数々のエピソードを交えつつ、その設計などに関し詳細に解説する。
というのは嘘で、uimの概要に関するヌルい説明や、最近加えられた新機能に関する解説などを行う。一番レベルの低い発表になるはずなので、肩の力を抜いてラフな感じでどうぞ。
発表者経歴:
2003年4月より現在までuimメンテナ。ラットをこよなく愛する某大学機械学科
の4年生(ただし5年目)。当日は関西から電車で駆けつけます。
Lightning talkの発表は1つあたり5分です。
オープンソースプロジェクトのリスク管理
発表者:野首 貴嗣
現在多くのオープンソースプロジェクトが、サーバクラックの憂き目にあって
いる。これに対し、事前、事後にどのような対処が必要かを自らの経験を交え
て説明する。
発表者経歴:
自称オープンソースリスクマネージメント研究家。 Debian Project, Namazu
Projectと関わるプロジェクトがことごとくクラックされている。
頻度情報を用いたAnthyのかな漢字変換精度向上の提案
発表資料[sxi]
発表資料[pdf]
発表者:柳田 誠也
Anthy等のオープンソース系変換エンジンの変換精度の向上を目指し、
商用変換エンジンで使われている用例変換を実現するための手法を提案する。
用例変換に必要な単語対の頻度情報の収集は、
既存のソフトを用いてできるだけ簡便に行うことを目的とする。
発表者経歴:
大学卒業後、長いフリーター生活を経て、現在は某ソフト会社でUNIX系プログラマーとして働く。
Anthy利用歴は約1年。文全体を一気に入力してかな漢字変換する入力スタイルのため、
変換効率のより高い変換エンジンを常に探し求めている。
OpenOffice.orgのために必要な日本語入力環境の機能
発表者:可知 豊
日本語入力環境にOpenOffice.orgがどのように対応しているか。
そこから、どんな課題が出てくるか。私の個人的な意見を説明しますが、
もしかするとトンデモかも知れません。
発表者経歴:
Windows+ATOKユーザー。
OpenOffice.orgユーザー会で活動中。